ボクに出来ること。

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なんでもないの。 それがキミの口癖 それが嘘なのは ボクだって…、 わかるよ。なのに、 キミはいつも、 そう呟きながら ボクを抱えあげて頭を撫でてくれる。 ボクはくすぐったいのと、 なにも出来ないもどかしさで いっぱいになる。 だからね。 いつも、キミの瞳から 流れるしょっぱい水を 舐めてあげるんだ。 それが猫のボクにも出来ることだから きっと、明日は笑顔でいてくれるよね。
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