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なんでもないの。
それがキミの口癖
それが嘘なのは
ボクだって…、
わかるよ。なのに、
キミはいつも、
そう呟きながら
ボクを抱えあげて頭を撫でてくれる。
ボクはくすぐったいのと、
なにも出来ないもどかしさで
いっぱいになる。
だからね。
いつも、キミの瞳から
流れるしょっぱい水を
舐めてあげるんだ。
それが猫のボクにも出来ることだから
きっと、明日は笑顔でいてくれるよね。
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