プロローグ

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全身クルペッコ装備を着用し背中にはボーンシューターという鉄鋼石と竜骨で出来たヘビィボーガンを背負っているのが『クルペコ=シャディス』だ。今年で二十歳を迎える。 そして、その相棒がオトモアイルーの『ホルン』である。オトモアイルーは頭に兜をかぶり肉球マークの杖を武器に戦うのだ。 ホルン「ダンナ~いつになったら狩に成功するんですかニャ?」 ホルンはクエスト失敗の花火を上げるクルペコを見て不安になる。何故ならこれが初めてならともかくもう数えきれないくらいクエストを途中でリタイアしているのだ。 「ホルン…確かにこのままではいけないと思っている。でも、次に行く街ではきっとうまくいくと思うんだ。」 その一言にホルンの表情は曇った。
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