プロローグ

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クルペコ「ま…まぁ~今回はたまたま運が悪かっただけで………」 ホルン「もういいニャ!よく分かったニャ。もうオイラはダンナと一緒にやっていけないニャ…これでお別れだニャ!」 ホルンはそう言ってその場から立ち去った。クルペコは何も言えないままホルンの走って行く姿をただ見ている事しか出来なかった。 ホルン「ニャ…ニャ~…ニャ~~。」 ホルンの目からうっすら涙がこぼれ落ちた。 クルペコはホルンが行ってしまった後まだ残っている道具を片付け始めた。 パラ…パラパラ…パラパラパラ 曇っていた天気に一粒、また一粒との雨が降り出した。その雨はやがて強く降り出した。 今日の雨は二人にとってとても冷い雨であった。
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