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(※上から主人公)
「こあら。」
「らっぱ。」
「ぱいなっぷる。」
「るびー。」
「びーる。」
「・・・るりいろ。」
「ろーる。」
「テメェ『る』攻めやめろコラ!」
「いやですー。ほら『る』。」
「・・・るーれっと。」
「とらっく。」
「くり。」
「りんご。」
「ごりら。」
「らっぱ。」
「オイコラいっぺん言ったぞ。」
「あ、そだったね。ゴメンゴメン。じゃあ、ごま。」
「まり。」
「りんご。」
「いちいち間違えるんじゃねぇよ!」
「ごめんってばー。最近記憶力悪いのー。」
「ったくお前は・・・」
「でもさー、『りんご』ってなんか流れで言っちゃわない?」
「んなこともねーだろ。いいから続けろ。」
「んーじゃーねぇ、りもーとこんとろーらー。」
「リモコンじゃねぇのかよ」
「だって最後『ん』じゃないのさ。頭悪いなぁ」
「うるせぇ!!・・らっこ。」
「こむぎこ。」
「こま。」
「まよねーず。」
「っ!!・・・チッ」
「あははー先に言われて悔しいんだーザマァ見ろ」
「(ウゼェ・・・)ずわいがに。」
「にんにく。」
「くも。」
「もずく。」
「くにく。」
「(『く』ばっか・・・)く・・いき。」
「ぎわく。」
「濁点付きってアリなのか。」
「アリなんじゃないの?」
「聞くんじゃねぇよ!・・・くろず。」
「ず。」
「『ず』って何だよ」
「図工のず。」
「ああ。・・・ずがこうさく。」
「(図工じゃんか・・・)くも。」
「だからいっぺん言ったって」
「四郎のくもは『蜘蛛』で、あたしのは『雲』だからいいの。」
「俺は『雲』の方だぞ」
「どっちでもいーじゃん。」
「そーかよ。・・・もろみじょうゆ。」
「ゆみ。」
「みかた。」
「たんす。」
「すきだ。」
「!!!!」
「・・・・・・」
「はっえっ、あっ、・・・何?」
「っいいから続けやがれ!!!」
「はっはひぃ!!」
怖っ!!何だアレ!!!!
えっちょっ何??!もしかして今あたし告白された?!
・・・ちなみに十四郎は耳まで真っ赤だ。
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