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ﾛｾﾞ｢……ｷﾞｭ…ﾙ……ｸﾞｽｯ……ｷﾞｭｰﾙーーーｯ!!｣
ﾛｾﾞを見て固まっているｷﾞｭｰﾙにﾛｾﾞは大粒の涙を流しながら飛び付いた。
ｶﾞﾊﾞｯ
ﾛｾﾞ｢ｷﾞｭｰﾙｩ………怖いよ、此処はどこ?……何でこんなに高い所にあるお家にいるの………?｣
ｷﾞｭｰﾙ｢……ﾛｾﾞ?何を言っているんだ?……此処は、学園の寮だろう？｣
ﾛｾﾞ｢???……ｷﾞｭｰﾙの言ってる事よくわかんない…｣
ｷﾞｭｰﾙ｢(何故こんな姿をしているんだ、一体ﾛｾﾞに何があったんだ……)そうだな、どうかしていた。ﾛｾﾞ、寒いだろう…??とりあえず中に入れ……｣
ﾛｾﾞの服がﾌﾞｶﾌﾞｶ……と、いうことは…何者かがﾛｾﾞをこんな姿にしたと言うことか………?
ならば何時?
昨日までは至って普通だった……そして、一緒に寝たんだ…………まさか
ﾏﾅか？
いや、違うな。
あまり言ってはいけないがﾏﾅからはあまり強い魔力は感じなかった……だとしたら何時何だ？
ﾛｾﾞはどうしてﾍﾞﾗﾝﾀﾞなんかに居たんだ?
はっ…!!?
朝だｯ!
ﾛｾﾞの寝ていたﾍﾞｯﾄﾞもまだ温かかった…と、いうことは………
ついさっき……ﾛｾﾞはこんな姿にされたんだ…。
ﾘｵﾝは起きているだろうか?
いや、今は気にしている時間は無いな
《ﾘｵﾝ、今すぐにﾛｾﾞの部屋に来い。大変な事になってしまった。》
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