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今日は、何故か授業をやるようで、ギュール達は幼くなってしまったロゼを連れて、学園長室に来ていた。 マリア「理由は大体わかったわ、ロゼ君の事はまぁ、何とかなるでしょう……それより、制服の事なんだけど、………仕方が無いから私服でいいわ。クラスの皆には名前は言ってもいいけど、理由は言っちゃ駄目よ?パニックになっちゃうから………それより、 ロゼ君可愛い~/// あの子にこんな可愛い時期があったなんて~♪ 娘にしたーい!」 マリアはそんな事言ってロゼに現在進行形で抱き着いている。 ロゼの方はどうしたらいいか分からずにおどおどしているがつっこむ所はつっこんだ。 ロゼ「ボクは女の子じゃなーいっ!!れっきとした男だもんッ!!それに、ボクのお母さんはボクが産まれてから直ぐにお父さんに殺されたんだもん………。お母さんは、………もう、お母さんの顔なんて覚えて無いから、…ボクにお母さんなんて居ないッ!!覚えているのは、お母さんがお父さんに… 殺されたところだけ……。お母さんの血がボクにかかって……泣きながら、生きてって言うの…あの時にも思った。 あいつを、ロア・ミリアムを殺してやろうって……心から………う゛っ……ギュール、どうしよう………頭痛くなってきた………」 ロゼの発言がよくわからなかったギュールは、小首を傾げるが、その言葉の意味は直ぐに解る事になった。 その場に座り込んだロゼは、頭を押さえて叫び始めた。 ロゼ「あ゛ぁあ゛ア゙あ゛ぁ……ッ!!体が、………あ、つい………ア゙ア゙ア゙ア゛ッッ…!!」 ギュール達は驚愕した。 -ドクンッ --ドクンッ ロゼのからだは脈うち、その度にからだが元のロゼになったり、幼いロゼになったりしていたからだった。 ロゼ「……ヴあ゛ア゙ア゙…………あ゛っ…!?……あぁぁああアァあ゛ア゙ああ゛ぁッッ!!!」 ロゼは、人とは思えない声を上げてその場に倒れた。 でも倒れたロゼに近づいていくのはギュールと、リオンだけだった。 その理由は簡単だった。 今のロゼの姿に問題があったから。 その姿とは、誰がどう見ても 悪魔 そういいこちらを攻撃して逃げて行くであろう姿。 その姿は、肌が綺麗でカッコイイロゼとは微塵も思わせない 血の様に赤黒く、ゴツゴツした肌の、 悪魔だった。
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