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だけど白の中では赤ばかり続いていて
まるで高級なレッドカーペット
お城はキラキラしていて
蝋燭はユラユラ燃えていて
とても綺麗だった
紅い染みの先には小さな扉があった
とても小さくて私には入れなかった
だけど後ろから緑色の小父さん【芋虫】から声を掛けられて
口の中に何か入れられた
味はとっても美味しくて
私の口からは赤い液体が少し出ていて
それを舌で舐めた
みるみる内に私の体は小さくなった
そして小さな扉の奥に入る事が出来た
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