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不良から逃げるために走り続けていたとき
目の前には工場中で行き止まりでした…
もぅあとがない…顔から汗がにじんできた…恐る恐る後ろを見た
すると不良がハァはぁ…と息をきらしながら走ってきた
自分は足がガタガタしていた…もぅ1人のイジメられていた人が急に顔が青ざめてきていた
不良が自分と一緒に逃げた人の肩をつかみこう言った
捕まえたでぇ‼といい奇妙な笑いだった
自分と一緒に逃げた人がこう言った…
ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…もぅ逃げないので許してくださいお願いします…お願いします
すると不良はもぅ遅いわぁ、お前タダじゃおかへんと言い…
肩をつかみお腹を膝で2~3発膝蹴りをした
自分と一緒に逃げた人は、うぅ…うぅ…と涙を流していた
自分は何もできないでも自分が巻き込んだんだ
自分は勇気を出してこう言った
ごめんなさい自分が手を引っ張って逃げました
殴るなら俺を殴ってください
すると不良はこう言ったお前のせいなのはわかっとる
せやけどコイツも断らなかったやん?
せやけぇシバいたんやぁ、文句あるんかぁ?アァンとイカツイ顔で言ってきた
自分は怖くなりごめんなさいしか言葉がでてこなかった
突然目の前が真っ白になった殴られていた
目は腫れ上がり片目が青色になっていた
突然後ろから視線を感じるフッと後ろを見ると工事現場のお兄さんぐらいの歳の人だった
工事現場のお兄さんは走って近寄ってきた
おぃ?何してるんだ?とイカツイ顔しながら不良の着ている服をつかみ持ち上げた
すると不良は逃げようとしてつかまれた手を振り払おうとした
逃げれないと思ったのか不良は自分達にただ遊んでるだけだよなぁ?と言ってきた
自分は明日何されるかわからないのでうなずくしかなかった
工事現場のお兄さんは自分達に本当に何もされていないのか?と言われ
本当は助けてほしい辛い痛い涙が止まらない、それでもイジメられていますとは言えない
自分は遊んでいただけですと工事現場のお兄さんいいました
不良はこう言ってるんやからええんちゃうん?俺は帰ると言い
工事現場のお兄さんの手をふりほどいた
不良は走って帰っていきました
工事現場のお兄さんは大丈夫だったか?痛かっただろぅ?と言って頭をナデてくれた
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