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そうして、稽古をしていると、刹那が血相を変えて道場に乗り込んでくるんだった。
「リンちゃん!!祐兄!!華夢衣兄!!」
「どうした?刹那」
「道場に来るなら、もう少し落ち着け!!」
「厘……違う」
刹那は息を整えて言うのだった。
「チビ達が帰ってこないんだ!!いつもだったら、もう帰ってるはずなのに!!」
「……時間も遅い時間帯だな」
「見つけに」
「あぁ、行こう華夢衣!!」
「祐也!!俺の携帯持っていけ!!俺は、施設の近くを探してくる」
そう言って、厘之助は携帯を祐也に投げるのだった。そして、祐也、華夢衣、刹那は道場を出て行くのだった。
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