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「二手に別れて探そう」 「あぁ」 「華夢衣兄は祐兄と探して」 「分かった!!そっちは頼む」 そう言って、刹那と別れるのだった。 まだ、小さい兄弟達が行く場所など決まっている。その為、祐也達はチビ達の小学校に行く道をたどって、行く事に決めた。 祐也と華夢衣は公園などによってゆっくりと進んでいた。だが、その時祐也はひどい頭痛を覚えるのだった。祐也は滅多に風邪を引かない為、最初は気のせいかと思っていたが、徐々にその激しい痛みが襲うのだった。そして、ついに耐えきれなくなり、その場に坐り込む事になっていた。 「祐也」 「心配………するな……大丈夫だ」 華夢衣を心配させると分っていてもその言葉しかでてこないのだった。そうして痛みをやり過ごそうと頭を抱えるのだった。そんな時だった。頭に直接…いや……頭の中から響く言葉があったのだった。 [目覚めよ………今我の想い……願いを叶えん……我が友と共に……] そう聞こえた瞬間頭の痛みは消えるのだった。
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