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「祐也」 「もう大丈夫だ……ただ頭に声が聞こえたんた……「[目覚めよ………今我の想い……願いを叶えん……我が友と共に……]」!!どうして華夢衣知っているんだ!!」 「後で教える」 そう言って華夢衣は今まで見たことがないぐらい、険しい顔をしていたのだった。この時俺は華夢衣が何を考えているのか分からなかった。いつもは大体の事は手に取るように分かっていたのだが、この時だけは、俺は恐怖すら感じた。 驚愕している祐也をただ静かに華夢衣は見つめていたその時だった。異変な気配を感じた。そして、先ほど別れた刹那が目の前にいるのだった。
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