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「…だ…らだ…櫻田……櫻田祐也!!」
「!!……が、学校」
「やっと起きたか!!目を開けたまま寝る器用な奴だな櫻田(^-^)」
笑顔だが、目が笑っていない松代先生が目の前にいた。
そう、ここは学校で、丁度担任の数学教師松代先生の授業で俺は松代曰く器用に目を開けたまま寝ていたそうだ。たんにぼっーとしていただけだ。
「櫻田黒板の問題解いてみろ!!寝ていた罰だ」
そう言われ、俺は渋々前に出ていくのだった。そんな中クラスメートは小声でクスクス笑っていたり、災難だと同情してくれる声も聞こえた。
そう言うなら変わってくれと心の中で悪態をつく俺……そんな中俺は黒板の前で問題を初めて見るのだった。
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