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(ガラ)ドアが開く。 「祐也?」 「華夢衣終わったぜ」 「帰る?」 「おぅ」 「一緒」 「ちょいと待っててな!!」 華夢衣こと東城華夢衣 (トウジョウ カムイ)は祐也以外話さず、口を開いても、単語しか話さない。だから、この会話を何時も聞いているクラスメートですら、毎度毎度のことよく単語だけで、会話が成り立つなと言う思いを抱いていた。しかし、当人達はそれを知らない。二人にとっては、当たり前のことなのだ。何故なら二人は同じ施設で育ち兄弟同然に育った。
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