第2話 出会い

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ジンは、村の皆とわかれてから、まず近くの村のシュレイ村にむかって歩いていた。 「よし、もうちょっとでアイツと再会できるんだな」 ジンは一人でブツブツ言いながらただ村に向かって歩いていた。 「あー、一人で歩いているのは暇でしかたないな。何か魔物かなんかでねぇかな。」 「ガサガサッ!」 急に草がなった。 「なんだ?」 「ウワァーウ!!」 出てきたのは、この辺でよく出没すると聞いていた狼人であった。「出たな。コノヤロー」 剣を抜き、ジンは構えた。 「来るなら来やがれぇ!このバケモンがぁぁ!!」 「ウッ、ニンゲンカ!オレ、オマエ喰ウゥ!!!」 そして、いきなり狼人はジンに襲いかかった!! 「返り討ちにしてやる!来やがれ!」 ジンは、狼人に剣を振るった!しかし、何故かジンの攻撃は当たらない! 「ウゥ!喰ワセロ!!」 「ヤバい!!このままだと、俺、喰われちまう!」 だが、突然、狼人の動きが止まった。 「ウゥ!!!ナンダコレハ!?」 「天に滅しなさい!!デボォルグ!!!」 「ウワァァァァァァ!!!!」 狼人は倒れた。そして、ジンの目に飛び込んできたのは、一人の女魔法使いだった。その女は、全身黒い布で覆われていた。 「大丈夫!?相変わらずね!ジン。」 「あぁ、ありがとう。君のお陰で喰われずに済んだよ。って、何で俺の名前知ってんのー!?」 「もう忘れたの?」 そう言うと、その女は、顔に付けていた覆面をとった。 「久しぶりね。ジン。」 「えー!?ソフィア!?ほんと久しぶりだな!」 「で、あんたどこ行こうとしてたの?」 「お前に会いにきたんだ」 「なっ!なんで!?」 「一緒に旅するメンバーが欲しいから会いにきたんだ。」 「そういうことね。」「で、一緒に旅しない?」 「わかった!いいよ!そのかわり、私の目的をはたさせてよ。私の家族を殺した、カオステラーを倒すという目的にね。」 「わかった。これで、一人ゲット!」 「まぁ、旅の支度するから一回シュレイ村にいきましょ。」 こうして、2人はシュレイ村に向かって歩いていった。ようやく2人は、村についた。 だが、この時、町の中で何かが起きていた。だが、2人はまだ何も気付いていなかった。
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