レッスン

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 別室で、皐月を見守る安部。そこへ社長が様子を見に来た。 「安部ちゃん、皐月さんの調子はどう?」  すると、安部は、興奮気味に答える。 「すごいですよ。あれ見てください」  社長は皐月のダンスを見て息を飲む。 「!?…想像以上ね。確かに、茜も運動神経はあるとは言ってたけど、すごい身体能力…このユニット、本当、楽しみね」 「あのカリスマな神宮寺一馬とあの才能の塊みたいな皐月君…すごすぎます。僕、鳥肌たってきました」  得意気に話す安部に、社長は、満足気にこう答える。 「ふふっ。この様子なら、もうすぐにでも、合同レッスンに入っても、大丈夫そうね。また、歌レッスンも、様子見にくるわ。頼んだわよ、安部ちゃん」 「はい!」
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