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カレーをがっつく安部ちゃん…
「安部ちゃん、口のまわりついてるよ」
そんな安部ちゃんを、私は、思わず突っ込む。
「うそっ!」
私達は、事務所の目の前にある飲食店に来ていた。ランチから、夜は、お酒も飲めるような、ちょっとお洒落なお店。
安倍ちゃんは、口をふきながら、目を輝かせ話し出した。
「ここのカレー、めちゃくちゃ美味しいんだ! 事務所の真ん前だしいつもここに来てるのっ。まじお勧めっ」
確かに。かなり美味しい…
「うん、本当美味しいよ。…安部ちゃん食べる量すごいね」
安部ちゃんは、大盛のカレーを更におかわりしていた。
「皐月君も、沢山食べないと、お腹すくよ! 体力勝負なんだから! これからも、レッスン、レッスンなんだから!」
「ふふっ。だね。よし、僕もおかわりだ」
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