憧れ

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 ってか、さっきまで、歌声してたし、一人で、自主練してたのかなっ。邪魔して悪かったかな。めちゃ、近づかないでオーラ出てるし…  これから、ユニットとしてやってかないといけないんだし、仲良くならないと! 負けてたまるかっ。 「あのっ、ごめんね。練習の邪魔だったよね。本当、君、綺麗な声だよね。聞きほれてしまうよっ」  ばっと、僕の方を、見つめた、一馬君の顔は、真っ赤だった…  え…?  私の知ってるテレビで見る、神宮寺一馬は、カリスマというか、もっと自信に満ちあふれていて、こんな少しほめられた位で、赤くなるような人じゃないと…思ってた。  やばい。本当にこの人かわいい。
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