49人が本棚に入れています
本棚に追加
「こんのっ………」
生徒会室のドアに向けて飛び上がり…
「ドブス会長ぉぉぉぉぉ!!!!」
ドアを蹴り壊して中に入った
「あら?早かったじゃ「俺の財布を返しやがれ泥棒会長!!」」
宮本椿の話ぃ?聞く気なんざこれっぽっちも無い
「財布と鞄はそこに置いてあるわ…」
額に青筋が浮かんでいるが関係無い、俺の方が頭にきてるんだからな
そして俺は鞄と財布を手にして違和感を感じた
軽い?何も入って…
「宮本椿……」
「何かしら劾?愛の告白かしら?」
「中身はどうした…鞄と財布の中身はどうした?」
「ああ、それ…財布の中身は使ったわ…鞄の方は…焼却炉で燃やしてるわよ」
その言葉に俺が振り向き睨むと、宮本椿は歪んだ笑みをうかべながら俺を見下していた
「………」
俺は徐に携帯を取り出しボタンを押し通話ボタンを押した
「あら?誰にかけてるのかしら…」
宮本椿はゆっくりと俺に歩み寄って来るが…どうやら俺の方が早かったようだ
最初のコメントを投稿しよう!