ストレスだけが貯まる俺の日常

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「もしもし……警察ですか?」 俺の言葉に宮本椿は表情を歪ませ慌てて駆け寄って来た 「助けてくだ……」 そう言っている途中…俺の手から携帯が吹き飛ばされた 「なっ……」 俺が驚きの声を上げると背後から蹴りを喰らい前のめりに倒れてしまった 「いっつ~…なんなんだ?」 状態を起こし背後を確認すると御堂マコと赤羽楓が俺を見下しながら冷たい視線を送っていた 「劾…まさかアンタ、椿ちゃんを警察に突き出そうなんて考えてなかったでしょうね?」 「劾ってば最低だね…恩を仇で返すなんて、見損なったよ」 その視線に背筋が凍り付くような錯覚を覚えた 「あっ…申し訳ありません、弟が私とのケンカ程度の事で通報してしまって…ご迷惑をおかけしました」 視線を戻せば、歪な笑みをうかべ…俺を見下す宮本椿が携帯の通話終了ボタンを押し、携帯を机の上に置いていた 「もぉ~劾ったら…調教が必要ね♪」 殺気を放ちながら微笑む顔に俺は恐怖を覚えたが、 「(なんでいつも俺が怒られなきゃいけないんだ?悪いのは絶対に奴らだろうに…)」 ふと、今までの行動を振り返り自分に負い目が無いことを思い出す
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