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「日頃の怨み…晴らさせてもらう!!!」
そう言葉にして言い切った瞬間…俺は三人に襲いかかった
「これだから落ちこぼれは…」
俺の初撃は御堂マコに抑えられ、それと同時に腕を掴まれた
「ッチィ!!」
なんてか掴まれた腕を外そうとするがビクともしない
「毎朝毎朝暴れやがって…ウチの道場の恥曝しがぁぁぁ!!!」
「全く…プランクトンにも劣る単細胞っぷりに…いい加減飽き飽きしてしまいます」
横を見れば右からは赤羽楓の上段蹴り、左からは宮本椿の木刀が振り抜かれていた
「クソォォォ!!!」
避けられない…否、避けれない攻撃を前に俺は思わず叫んでいた
「ウフフ…バカな劾、落ちこぼれなんだから少しは自重しなさいよ」
御堂マコの見下した言葉を最後に…俺は激痛と共に意識を失った
怒りと憎しみと妬みと屈辱を伴いながら
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