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悪夢の始まり
俺が四歳の頃…大好きな両親に夢を尋ねられた
『お前はどんな大人になりたいんだ?』
「えっと…えっと…せーぎのみかたになりたいな」
当時の俺はそう笑顔で両親に告げた
『正義の味方かぁ~難しいぞ?』
「なるもん!!ぜったいなるもん!!!」
『そうね…きっと劾ちゃんならなれるわよ』
「うん!!マコをまもれるつよいオトナになるんだ」
そして母が抱きかかえるニ歳の妹であるマコに笑顔を向けながら
残酷な未来が待つとは知らずに……
己の幻想に未来を照らし合わせながら
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