プロローグ

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―――2840年 世界は争いを繰り返し、いつまでも人々の視界から赤い…そして黒い血が絶えることはなかった。 戦争 競争 力… すべてが世界を潰し人々を壊してゆく。 醜い力にとりつかれた人々が目指す先に光はなかった。 力なんて必要ない。 そう考えている人々は少なくはなかった。 そして…一人の少年 ミジュール・ゼウス。 彼もそう思っていた人の中の一人だったのだ。 あの時までは……。
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