2.夢と現実

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それは、1月の始めのことだった。 最近私のリスカする回数が 増えていっていた。 ヒロはそれを知っている。 私はあのとき…頼りすぎて いたのかもしれない。 ヒロはもう 徐々に私のその行動に 見向きもしなくなった。 「そういうのは、自分で解決するものだから俺は何も言わないし…普通に接するよ」 と言葉の変化が…… 本当は 助けて欲しかったのに… 支えて欲しかったのに… 自分で解決するもの? ……何だよそれ 自分ではどうにもできないから ヒロに助け求めてたんだよ?… あのときの優しいヒロは 何処にいったの?……
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