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長い1本道を走ると見えてくる高層マンション。
ちょっとためらいながらも、オートロックの部屋番を押す…。
402…
呼び出し音と同時に女の人が飛び出してきた。
ビックリするあたしを見て
『…愛望(めぐみ)ちゃん?』
その人は、あたしをそぅ呼んだ。
なんとなく…彼に似てる。
彼はあんま似てないと言ってたけど、雰囲気とかソックリじゃん。
真っ赤に腫れた目だったけど、嬉しそうにあたしを迎えてくれた。
お母さんは前に写メで見たんだ。
目元なんかホントそっくり!
お父さんは聞いてた通り激似!
あたしにビックリしてたけど…すぐに彼の部屋へ案内してくれた。
ねぇ?
できれば…こんなカタチでの初対面はしたくなかったよ?
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