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家に帰ると母さんが食事を作って待っていた。
『ただいまー』
「お帰り刹、今日はどこかに行っていたの?」
『ちょっと凌の食事に付き合ってた』
あながち間違いではないだろう、半分はファミレスでコーヒー飲んでいたんだからな。
「凌君はよく食べるからねー、またお家にいらっしゃいって言っといて頂戴。」
お?これおごるの家でもいいんじゃないのか?
「お兄ちゃんお帰りー」
『ただいま里桜。』
妹は現在中2遊び盛りでもいいところなんだが俺とは違い部活に精進してるみたいだ。
『母さん、今度の土曜日にでも凌家に呼んでもいい?』
凌、うちの母さんの料理気にいったみたいだし奢りなしにしてくれるだろうな―…
「いいわよー、刹の倍は食べるんだから作りがいがあるわー」
なにつくろうかなーとか夕食食べながら言ってるんだからびっくりだ。
心なしか里桜も楽しみにしているのは、うん。気のせいにしておこう……。
なんか俺さっきコーヒーしか飲んでないのに食べる気しないんだよなー。
あいつのせいだろ完璧に……
まぁ食べるけど。
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