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少女の家に来た。
確かに狭いがキレイに整っていて、清潔感がある。
「お茶しか出せなくてすいません。」
『ありがとうございます。あの、ご家族は?』
軽率だったか?
「あら、お気づきになっていなかったのですか?」
『え?なにがですか?』
「私のことお分かりになりませんでしょうか。」
何が起こっているのか分からない。
俺なんか言ったか?
いや、何も言ってはいない。
何もしていない、俺は質問を受けているだけだ。
「だから早く気付きなさい、あなたは夢を見ているのですよ?」
……夢?
……夢ヲ見テイルダト?
「夢ですよ、これは。あまり動揺しないでください、おそらくまだ午前2時程度。」
『あの……、いやだからあなたは?』
さっきから結論が見えてこないのだが……
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