やすらぎ

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この世の中から 自分がもし居なくなっても 全く何も変わらない。 自分は必要とされていない、 などといつも思ってしまう。 事実、夕方の忙しいはずの 時刻に会社を出てこうして 土手の草むらに座って じっと川面を見つめていても 誰も文句は言わず 誰にも迷惑をかけることなく 何一つ変わらないのだ。 まるで生きてる実感がない。 極端だが。
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