ある物語のエピローグ

4/7
前へ
/16ページ
次へ
「オイ、智恵美(チエミ)!! 智恵美!!」   僕は君に必死で呼びかけると、キミはうっすらと目を開けた。   「智恵美、僕だよ!! 智明(トモアキ)だよ!! 解る!?」   キミは荒い息のままゆっくりと小さく頷いた。   僕は先ほど買ったばかりの物を取り出し、キミの手を持ち上げる。  
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加