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そこにいたのは、俗に言うチンピラが三人
竜崎は、チンピラ達がこっちにニヤニヤしてきているのを黙ってみていた。
「おい、兄ちゃん金持ってんだろ?出せよ」
当然的なチンピラの要求、竜崎はニコッと笑い
「ああ、いいよ」
と、一言いい自分のポケットに手を入れてポケット探った
すると竜崎は、不意に不気味な笑みを見せた。
ポケットに入っていた手が真上に上がった
手が上がった直後に、チンピラの一人が悲鳴を上げた。
チンピラの肩には手に収まるぐらいのナイフが刺さっていたのだ。
それと同時に、竜崎は軽いステップで後ろにバックしてすかさず、内ポケットに両手を突っ込む、ポケットから取り出した手には指と指の間にナイフが一本ずつセットされていて構えたまま竜崎はチンピラに言った
「できれば退散していただきませんか?男をリョナるのは趣味じゃないんで」
チンピラは、今起こったことが理解できず、肩から血を流している仲間に肩をかして竜崎に舌打ちをして撤退していった
竜崎は、一息つきつつ内ポケットにナイフをしまった
目の前にはチンピラの肩に刺さっていたナイフが落ちていた
「手入れしとくか…」
ナイフを拾いつつ、次なる場所に向かった…
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