彼の性癖、僕の取り柄

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朝、竜崎は日が昇る前に目覚めた 「朝だ朝だーよ、修造が昇る~おはようございます」 変な携帯の目覚ましアラームが鳴っている 「朝か…」 竜崎は虚ろな目をしながら颯爽に起きては着替えを始めた。 着替えが終わり、戸棚から一体の人形を取り出した。 市販で売っても売れるレベルの人形が竜崎の手に握られ、今は得体の知れない人形を昨日あったはずの人形の場所においた しかも置いた真下には五寸釘がセットされており見事に人形の足を突き刺した。 足からは足元を赤に染めんとする血のような液体が水溜まりを作っていた 続けて竜崎は、タンスから大きな装置を取り出した …見た目はボーガンのような装置だ、方向を人形に狙いを定めて発射 見事なまでに人形の腹部を貫通していき後ろの壁に刺さった 貫通した腹部の肌は貫通と同時に腹部の破片を巻き散らかした… 少なくとも人形から五センチあたりまで腹部の破片を巻き散らかした、赤い液体を連れて 「この人形はよくできている我ながらイイ出来だ」 自分を褒め称えつつ、竜崎は自分の机に向かう、机には昨日のノートが残っていた 「さて、あの人形、どうしてあげよっかな~♪」 こうして竜崎の今日は始まる
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