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「はい。16年間ここから出たことが無いです。」
「そうなんだ。同い年じゃん………」
16年間!?って同い年!?大学生じゃなくて!?
「あの~すいませんが今高校2年生ですか?」
「はい」
やっぱり同い年だ!しかし、大人ぽいなぁ~。
「あの~もしかして、同い年には見えないとか思ってます?」
ヤバい。なんか捨てられた子犬見たいな目してる。
「ふぐっ……やっぱり年上に見られてたんですね……」
「あ~、あんまりにも綺麗だったんで…」
あ~何言ってんだよ俺、落ち着け…餅つけ俺。
餅つけ俺。でニヤニヤしたやつ!俺と代わってくれ。強制的に。
「大地さん…あの…また今度……」
あ~行っちゃった。なんか顔が赤かったけど、風邪でもひいたかな?
「何やってんだろ、俺」
まだ時間あるし他の所に行くか。あと有名な所っと…清風丘ってところと風鈴花畑か。丘みてから花畑見に行くか。
んで到着。なんか作者、楽しようとしてないか?ここまで結構、距離あったぞ。
「ソンナコトナイヨー」
うぉっ!神の声が聞こえた。えっ!神じゃない?作者だって?神だよ。神。バカ野郎、作者に逆らってヤンデレ、BADエンドでも書かれてみやがれ。某、問題作の男みたいに刺されたくね~よ。作者、母さん、桜さんには逆らわない。これ世界の常識だぜ。……って何言ってんだろ、俺。
「風強いな~。なんなんだこの丘、風が強すぎで歩きづらい。」
あっ誰かいる。へ~、やっぱり観光名所なんだ。確かに綺麗な所だ。
ビュ~~~
「あっ…」
強い風が吹いた……前にいた人のスカートがぶわっと……見えた。青と白のしましまパ…ゲフンゲフン
女の子がこっちを涙目で睨んでる。
「おい、お前見たな!私の……パ……パ…」
「あ~みなまで言うな」
「やっぱり…見たんだなぁ―!!」
うん。ストラ~~イク~!って叫びたいくらいベストタイミングで。でも、そんな事言えないので。
「まて!落ち着け。確かに見たが不可抗力な訳で……」
「やっぱり見たんだなぁ―。この変態!ゴミ虫!大バカやろ…」
ブオ~
ぶわっとまたスカートが…。
「ストラ~イク~」
あっ…やっちまった…
「うわぁ~~ん」
あっダッシュで逃げてく。ここで考える……スカートの中見られた→女の子逃げる→警察に行く→変態(オレ)→捕まえる→鬼(母さん)に殺される。
「待ってくれー!」
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