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しかし慧やつ、しばらく会ってなかったらあんなになってるなんて…。さっきだって…。
…………
「うわぁ~。晩飯もスゲー豪華だなぁ。早く食べようぜ」
「ちょっと待ってね。そろそろだから」
「そ~~~~ら~~~~ちゃ~~~~ん 」
ゴスッ!
うわぁ~。スゲーリバーブロー。まさに肋骨持っていかれたってやつだ。なんかミシッて聞こえたもん。
「さぁ食べよ。ゴミの処理も終わったし」
「なぁ…アイツ大丈夫か?」
「大丈夫だよ。後5分位で復活するから」
あっ復活した。
「空ちゃん!大好きだ!愛してる!結婚しよう!さぁ今すぐに。そして巡る巡る快楽の世界に…ゴホァァー」
「慧~。空ちゃんに付き纏うなって、前に体に叩き込んだわよね」
ヤベ~なんか鬼がいるよ。
「桜さん。私じゃ止められなかったよ~」
「空ちゃん~。まだまだね。ちゃんと殺るときはもっと殺意込めなきゃ」
ちょっ…殺るときの文字違うくないか?死なす気だったのかよ。
しかし空のリバーブローは桜さん直伝だったのか。ただ威力は段違いだけどな。なんて危ないもん空に教えてんだよ。
「って、さっき慧って言った!?コイツが慧なのか!?」
「そうよ~。蒼崎家の害虫、慧よ」ーよ。
「あ……会えて……嬉しいぜ……兄弟……ガク」
あっ死んだ。しかも俺やったった感丸出しな顔で…キメーよ。
……………
ハァ…昔は頼れる兄貴って感じだったのに…どこで人生踏み外したんだか。
まぁいいや。風呂行こう。
「ハァ~最高だなぁ」
さすが旅館だ!風呂は最高だった……風呂イベント期待しただろ?無理だって。さっき見ただろ。桜さんのリバーブロー。あんなのくらったら一発であの世逝きだ。
「しかし今日は色々あったなぁ~」
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