小さい頃の記憶って不意に思い出しても直ぐに忘れる件について

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それから皆で泳いだりスイカ割りしたりして遊んだ。 「はぁ~疲れた~」 何で空や風華はあんなに体力あるんだ。 「はい。大地さん、どうぞ。」 カンナがジュースを持って来てくれた。 「ありがとう。はぁ~生き返る」 カンナはパーカーを来てあの帽子をかぶっていた。 「カンナは泳がないのか?」 「私は、空や風華について行く自信無いですよ。優花と一緒に砂遊びしながらゆっくりします。」 「たしかに。あいつらの体力は底無しだ。」 「カンナ…私も…何か飲み物…欲しい」 「はい。優花はオレンジジュースでいいですか?」 「うん…」 そう言ってちょこんとオレの横に座った。 「優花は楽しんでるか?」 「…うん…皆で遊ぶの…久しぶり…だから…」 そう言いながらぎこちない笑顔を向けてくれた。 皆、仲がいいんだな~。はぁ~風が気持いい……都会にいたら味わえないな…天気…も良くて…最高…だ… ………… あれ、寝ちまったのか。何か体が重い。視線を向けると優花がオレを枕にして寝ていた。 静かな寝息を立てて気持ちよさそうな顔で寝ていた。 そこで俺はあることに気が付いた。 優花のムッチリとした胸が俺の腹に…コレは何とも…ゲフンゲフン。 ヤバい…風華に見つかって見ろ。最強兵器の餌食だ。 「優花、起きろ。」 体をゆすって起こそうとしたが起きる気配が無い。 余りに気持ちよさそうな顔で寝ているので俺の悪戯心に火がついた。 ほっぺたをつついてみる。やわらけ~。 「…う…ん…うにゅ~…」 やべ、これ可愛すぎる!俺の萌えメーターMAXになった。優花ほっぺたをポヨポヨして、至福の時を楽しんでると… カチャ。 「あんた…何してんの」 俺の頭に銃口が付けられた。 「やぁ…風華…コレはその…起きたら…そのアレで…アレだった…訳で…」 「遺言はそれだけ?」 ニッコリと微笑んで、そして… 「ギャース」 「塵になれ☆」
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