く~かい~ふ~か、って読みにくい件について

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ちょうど席が空いてたので勇と座りお互い睨み合う。キャラ選択も終わった。 正直このゲームはかなりやり込んでる。勇に負けるはずがない。 「いざ……」 「「勝負」」 …………… 負けた…マジかよ。コイツ〇拳6あんまり強く無かっただろ。 「まさか…お前…」 「お前が〇拳6で勝負してくると思ったからな。死ぬ気でやり込んだ。」 コイツ女が絡んでると頭がマジでフル回転しやがる。しかもオレに負けないようにやり込んで来やがった。このパワー違う事に回せよ。 「さぁ明日はナンパだ。大地、男に二言はないよな。」 はぁ~憂鬱だ。コイツとナンパなんてきっと珍獣を見る目で見られるんだろうな。 「明日、1時に此処に集合な。」 はぁ~憂鬱だ。 帰り道、オレは絶望した顔でフラフラしながら帰ってた。このあと本当の絶望が待ってるとも知らずに…… 「ただい……」 ドス……音速のリバーブローが突き刺さった。鬼だ…現代に鬼がいらっしゃる 「お母様、どうかされましたでしょうか…?」 ヤバい、マジで殺される。冷や汗ダラダラだ。 「あんた、この成績の理由ここで説明してみろや。コラ~~~。」 そういえばうちの高校、家にも送ってくるんだった。 「すいません。次からはちゃんとしますから御慈悲を~~」 マッハ土下座。 「ふ~ん、じゃあ小遣い無しでもいいわよね?勉強するんだから小遣い必要ないわよね?」 マジかよ。ゲーセンの軍資金が…。でもここで首を縦に振らないと更なる地獄が待ってるのは小さい頃からの経験で分かってる。 「ははぁ~ありがとうございます。お代官様。」 「まぁ次のテストで平均70取れば小遣い復活してやるわ。ただし8月からつまり明日の小遣い無しだから。」 しまった~。明日は8月1日、つまり小遣い日なんだ。俺に残り残金873円でどうやって夏を超せと…。 「せめて9月から……」 「ア~~~ン、死にたいの。」 「すいませんでした。」 再びマッハ土下座。 しかし、これはマジで厳しい。こうなれば最終手段。お父様~~ 「親父……今、俺は死にそうなんだ。」 「うん。知ってるよ。小遣いカットされたんだろ。」 「御慈悲を~~。」 「ごめんね。母さんから小遣いやったら死なすって言われてるから。」 母さん根回し早すぎだよ。
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