く~かい~ふ~か、って読みにくい件について

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ヤバい。可愛い過ぎて直視出来ね~。勇がいたら大騒ぎだ。 「あれ?君あんまり見ない顔だね。旅行に来たのかな?」 「バイトで来たんだ。君は地元の子?」 「うん、そうだよ。」 「この旅館なんだけど知ってる?」 親父が書いたへったくそな地図を見せる。 「蒼崎旅館!って事は今日から来る桜さんの親戚の子?」 「あれ?桜さん知ってるの?」 「うん。だって私もここで働いてるから。」 マジで!今日からこんな可愛い子と一緒に働けるなんて。 「テンション上がって来た~~~。」 「いきなりどうしたの?」 ヤベ。思わず声に出してた。いきなり珍獣扱いにはなりたくない。 「なっ…なんでもないよ。よかったら案内してくれないかな?」 「うん。いいよ。私は星埜 空(ほしの そら)空でいいよ。よろしくね。」 「こちらこそよろしく。俺は蒼崎大地です。」 「大地くんか~よろしくね。大地くんは何歳なの?」 「16だよ。空は?」 「わっ、同い年だ。同い年の男の子久しぶりにみたよ。」 「久しぶりって、此処ってそんなに若い人少ないの?」 「うん。島だからね。人口自体少ないから、同い年はあと女の子だけだよ。」 「へ~そうなんだ。」 色々な話しをしていると直ぐに着いた。何だコレは。でかい…でか過ぎる。 「お~い、こっちだよ~。」 空に連れながら裏口っぽい所から入ると 「あら~大ちゃんじゃない。久しぶり~。」 桜さんだ。母さんとは違いのほほんっとした人だ。母さんとはえらい違いだ。本当に同じ遺伝子持ってるのかよ?どうみても母さんとは姉妹には見えない。 「お久しぶりです。桜さん。今日からよろしくお願いします。」 「よろしくね。あら、空ちゃんと一緒にいたの?」 「そうなんです。大地くんが、くうちゃんを捕まえてくれたんです。」 「そうなの?大ちゃんいきなりお手柄ね。」 桜さんが手招きするとくうちゃんが物凄い勢いで桜さんの元に擦りよって行く。 「空も今日からよろしくな。」 「うん。よろしくね。」 「さて、挨拶も終わったし、大ちゃんの部屋に案内するわね。」 桜さんについて行くと旅館の一室見たいな部屋の前で止まった。 「今日からはこの部屋を使ってね。」 桜さんが部屋を開けると物凄い光景が広がっていた。
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