【プロローグ】

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【2101年12月25日】 「宮田健吾さん?!お待たせしました、料金の方を頂戴致します」 女性は赤色をしたスーツを着こなし、領収書だけを手に持っていた。 「………あっ、はぃ」 男性は椅子から立ち上がりぎこちなさそうに、受付に向かった。 「……バタッ…痛っ…」 男性は途中で足を躓かせ転んでしまった。 「大丈夫ですか?」 女性が心配そうに近寄って来た。
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