桜の章

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まだ私には、意味が理解出来て居なかったんだ。 今思えば彼女は桜の花と、命の尊さを同様に考えていたのだろうね……。 彼女は続けてこう言ったんだよ。 「一緒にお花見に行きませんか?…セシルさんと一緒にお花見がしたいんです…。……ダメですか?」 私はただ一つ頷き、微笑みを彼女に向けた。 その時の彼女は天使の様な愛らしい笑顔を見せてくれたんだよ…。
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