最強のバカ

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おがたむかい いったい、いつになったら伝わるんですかね。 「向井ーっ!」 「今日も元気ですね。尾形さんは」 「そーかぁー?あ、かーん!」 「なんすか。俺、今から飲み物買いに行くんすよ」 「俺ポカリー」 「自分で買いに行ってくださいよ」 「えー!いーじゃん、いーじゃん!」 「尾形さん、子供みたいですよ」 「…よし。子供じゃないとこ見せてやるよ」 言い終わるのと同時に腕を引っ張られ、尾形さんの顔がドアップに。 なんて思ってたら唇に柔らかい感触が。 それが尾形さんの唇だと気づくのに、時間はかからなかった。 「え、いま…」 「子供じゃねーだろ?」 今そこでにこにこ笑ってる顔とギャップがありすぎて、着いて行けてない俺の頭。 「てことで、ポカリな!」 「それとこれとは話が別です」 「えぇえええぇえぇぇええ!!?」 (ギャップありすぎでしょ!) END きみにとどけをみると、むーちゃんしかでてこないという。
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