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答えはすぐに見つかった。
『そうだ。僕も先生に頼まれてたんだ…。これもプラスでよろしく。』
バックに花が咲いているような笑顔で、私の頭の上に大量のプリント。
その甘い笑顔に見とれたなんて絶対に認めない。
「なんで私が栗原の仕事もしなくちゃいけないのよ!」
栗原はボサボサの前髪を片手でかき上げながら、さも当たり前のように私を見下ろして言った。
『面倒くさいから。』
……………。
あぁ…。わかった。ようやく解けたょ美和子…
栗原の正体。
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