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「約3,300m深の氷床コア 採取に成功」 政府の南極地域観測統合推進本部は21日、南極地域で最も高所にある基地「ドームふじ」(標高3,810m)で行っていた氷床掘削を、現地時間の20日夜に深さ約3,300mで終えたと発表した。 これは平成18年に第47次南極地域観測隊が同基地で進めていた氷床掘削の深さ3,029mを約270m上回る快挙である。 大陸を覆う分厚い氷床は雪が固まったもので、氷に含まれる大気や火山灰などの分析を通じ、過去の気候変動が明らかになると期待される。 (2033年1月21日 新日本新聞)
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