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「まぁ…色々あったけど、改めて俺の能力からだな」
まだ多少椿は混乱しているがとりあえず説明を再開する。
「俺の能力は、運を操る程度の能力だ」
「運を?」
「そうだ、俺は自分の運も他人の運も自由に操れる、他人の運を自分の運に上乗せできるし、勿論その逆もできるぞ。さて何か質問はあるか?」
ここまで説明した椿はとりあえず霊夢に聞く。
「なんだかピンとこないわ…」
「百聞は一見にしかず、実際にやったほうがいいか」
椿はおもむろに持っていた刀を鞘から抜き、霊夢に手渡した。
「その刀で俺を斬りかかってこい」
「は?」
とんでもない発言に霊夢は呆然とする。
「どうした?遠慮なくこい」
そんな霊夢を目の前に椿は両腕を広げ、自分の中心を狙いやすいようにしはじめた。
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