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「あんたねぇ…だいたいどうやって来たのよ」
「多分寝てる時に紫に落とされたんだろうな」
「また紫の仕業ね…」
霊夢は溜め息をつき言う。
「というわけで、俺は紫に会いたいんだ。案内してくれるか?」
「いいわよ。連れてってあげる」
「サンキュ、助かる」
それじゃ行くか、と彼は鳥居をくぐろうとしたが
「あっ」
何かを思い出したように霊夢が言ったので彼は立ち止まった。
「忘れてた。あんたの名前聞いてないわ」
「あれ?言ってなかったか?」
コクンと霊夢は頷く。
「そっかそいつは悪かった。 シラヌイ ツバキ
俺の名は不知火椿だ。よろしくな」
そう彼―――椿は笑いながら言った。
「椿ね。それじゃマヨヒガに行きましょうか」
霊夢と椿は今度こそマヨヒガに向かおうとするが
「やっと見つけたわ」
どこからか女性の声が聞こえ椿と霊夢の足下に穴があいた
「うおっ」
「きゃっ」
驚きの声をあげそのまま椿と霊夢は穴に落下して行った
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