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「ん?…うん…」
「何だよ?何か変だぞ?マジで何かあったのか?」
俺の質問にもテレビを見ていて答えない仁…
何だか…久々に会えるって思ってワクワクしてた自分が馬鹿みたぃに思えてきた…
「なぁ…仁…テレビ見に来たのか??俺…風呂入ってくる…」
何も話さない仁にイライラしてきて…甘い想像をしてた自分に腹がたってきて…その場にいるのが嫌になった俺は風呂に逃げる事にした…
ソファーから立ち上がろうとした俺は…フワッとまるで磁石に吸い付くように仁の膝の上に引っ張られた…
「うわっ!!…あっぶね~何すんだょ!?」
「和…俺…ずっとそばにいて…いぃかな?和を幸せにする自信はある…けど…世間的な幸せとは言えない…それでも…俺は和といたぃ…勝手なのは分かってるんだ…」
いきなりぶつけられた仁の感情…確かに仁は間違ってない…俺達二人には明るい未来なんて…こなぃだろぅ…
けど…一体何が明るい未来なんだろぅ??
「仁…世間体気にしてたら…世の中の離婚してる夫婦はどうなんだ??そっちのほうが…キツイだろ??俺も仁といたぃ。お互いが思いあっていたらそれでいぃんじゃね???」
「和…そぅだよな!?一緒にいたぃって思う時は素直に生きればいぃんだよな!何か…どうかしてたわ(笑)」
「そぅだょ!仁らしくなぃだろ(笑)」
「だょな!…あ~スッキリした!!…じゃあ…体もスッキリといきますか…」
「はっ??…えっ?ちょっ!!!…んっ…」
チュッ…クチュッ…
「…和…ずっと愛してるから…」
「…ハァッ…俺も…ゥンッ…愛してる…」
その夜…会えなかった時間を取り戻すよぅにお互いを何度も求め合い…仁の温もりの中で心地好く眠りについた……
~END~
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