第3話

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  あれから数時間、町を一周した 本来なら半日ぐらいはかかりそうだが、彼の夢の中 きっとその矛盾は当たり前なのだろう… 「さて…次は何処の世界に行きましょうか…」 少しの間 思い出したように彼は 「次は綺麗な場所へ行きましょう」 にこりと笑って言った 綺麗な場所? 彼に聞こうとした瞬間 サァーッと風が私達を包んだ 次は彼のどの記憶へ行くのだろう…… 私はそう思いながら、目を瞑った
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