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「だから遅い!」
龍樹は再び攻撃を避け切っていく。
「ハァ……チクショウ何で当たらないんだ?」
ガーゴイルの方は既に息があがっていた。
「そろそろ終わらせるか……」
そう言って龍樹はガーゴイルに向かう。
「終わるのはお前だ!」
ガーゴイルも龍樹に向かう。
「やっぱり遅いな」
龍樹は攻撃を避け、すれ違い様にガーゴイルの体を深く切った。
「クソ……が……」
ガーゴイルが倒れ試合が終了した。
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