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――に…人間!!!しかも女の姫か!!! 恰好を見るときらびやかな服装に美しい簪(かんざし)を差した少女だった…。 いや…少女じゃなく 「………妖怪だぁあ!!!!」 「!!!!!??;;;」 な…なんてはしたない…餓鬼だ…!!貴族の姫が大声をあげるなんて聞いた事も見たこともない!!!! どういう教育受けてんだ!!!! 「やかましい!!!」 「!!!!」 俺が一喝するとビクリと身体を跳ね上がらせ押し黙る。 「貴族の姫が大声を出すなんてはしたねぇな!!! 帝に仕える身なりな身分だろお前は!!! 大声なんてあげてんじゃねえよ!!」 「俺、男だし 帝に仕えないし、姫じゃねぇもん。」 「………は?」  
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