novelistic銀魂

アナログはまだ来年まであるから地デジ変更はごゆっくり

真選組屯所

新しい年を迎えて早24日目の朝…
今日は何も事件が起きておらず皆それぞれのんびり過ごしてるそんな中…鬼の副長こと土方の部屋で…

「ぁれ～？ クソぉ…どうしたってんだょコノぉ…」

「どうしやした土方さん…」

沖田が暇つぶしに部屋に入ってきた。

土方はブラウン管テレビの頭をバンバン叩いている。

「朝起きてテレビ見ようかと思ったんだけどょ…なんか調子ワリィみてぇなんだよ…画面映んねーし…」

「へぇ…土方さんの鋭利な目線にビビって画面ぶっ壊れたんじゃねぇすかぃ？」

「てめぇもぶっ壊してやりてぇよ…」

言いながら沖田を睨む土方。

けどそれをわざと避けるように沖田は部屋を出ようと襖を開ける。

「じゃあ俺の部屋でテレビ見やすかぃ？
ニュースばっかで面白くねぇんでリモコン支配権譲りまさぁ…」

「お…マジ？ ワリィな」

土方はそう言ってタバコを灰皿に擦り付けて部屋を出る。