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「来年にはアナログ放送は終了し、デジタル放送が本格的に放送をし始める…それはまぁ良い。
だけどな……さらにその翌年、マヤだかアヤヤだかの文明の予言で…俺ら人類の文明は滅ぼされてしまう…。
こんなことを考えるとオチオチ眠れねぇよぉおおッ!」
………
全員が近藤を注目してる。
というより引き気味に見ている…。
「…近藤さん……まさかアレ信じてるのか…?」
「当たり前だろ!
あんなの映画や新聞で知らせられると信じざる訳にはいかねぇだろ!
だから俺ぁ世界が滅ぶ前に…今の内にテレビを地デジに変えて綺麗な映像を沢山見たい!」
なんて信じ込みが激しいゴリ…人間なんだよ……と土方は思った…
訳がない。
普通に呆れ果てていた。
十何年か前にも、ノストラダムスの予言が流行っていた頃に近藤は、携帯を一刻も早く使いたいと今みたいに慌てふためいていた。
そんな慌てふためいた近藤を無視して土方は「じゃあ解散…」とつげる。
そそくさと皆は自室に戻り、大広間には近藤だけとなった。
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