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増空
クリスマスイブ
増田ゎついにクリスマスイブまで彼女ができなかった。
この季節体も心も寒ければ財布の中も寒かった。
今日増田ゎおもいきって西村さんに思いを伝える事を決意した。
昨日から用意していたロープとろうそくとハイヒールをたずさえて西村宅へ増田ゎ持ち前の足でかけぬけていった。
ちなみに石油ショックが原因らしく二週間ほど靴下をかえていないらしい。
増田ゎ西村宅に近付くにつれ胸と下半身の鼓動ゎピークにたっしていた。
靴下にゎ穴も空いている。
たどりついた。
増田の息子の先っぽにゎなにやら液体がでて妙にパンツが冷えている。
効『ピンポ―ン』
しばらくすると…
西『は―い』
にっ西村さんだ。
増田ゎもぉこの声を聞くだけで裸になって一人遊戯を始めてしまった。
増『ぼっ僕ですハァハァ』
西『誰?』
増『君の旦那ハァハァ様だよ』
しばらくして西村宅のドアが開く音がした。
増田ゎ土下座して持ってきたものを差し出していた。
増『どぉかこのみじめな僕を縛りろうをたらし踏んでくれ…なぁ頼むよハァハァ』
西『キャァァァ~』
西村を逃げ出した。
しかし増田ゎ残念そうな顔を…いやむしろ何故か達成感がある顔をしてその場に立ち尽くしていた。
右手で垂れていたよだれを拭き取ると増田ゎ空を見上げていた。
そぉ西村さんとつながっているあの空を…。
猫がこたつの中で丸くなって寝ている…そんな………そんなさびしい季節の出来ごとだった…。
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