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と、いうことでザクロちゃんが僕の家に住むことになった、しかし、部屋が今のところ物置部屋しか無いため、片づけるまで僕の部屋で住むように言われた
「………はぁ、いろいろめんどくさい事になったな、」
「なに、なんか文句ある?」
「ああ、ありすぎて逆に何も言えないよ」
「良いじゃない、こんなにかわいい女の子と暮らせるなんて、ギャルゲーのイベント以外でありえないわよ」
「何で天使の君がギャルゲーなんて知ってるんだ?」
「あなたのパソコンいじってたら、そういうゲームがあったから」
「人のプライベートを勝手にのぞくな」
「ついでに、麻紀さんも一緒に見たわよ」
「なに!よりにもよって思春期真っ盛りの男子高校生のギャルゲーを親に見せるなんて、お前さては僕を嵌める気だな、」
「なに言ってんの、ギャルゲーの内容がわからないから、偶然いた麻紀さんに聞いてみただけよ」
「必然的にそうしたとしか思えないぞ!?」
「さらについでだけど、妹さんも見たわよ」
「お前、僕がなにしたんだ?」
「あれこそ偶然よ、ギャルゲーでコマンド選択をどれにしたら、恋愛イベント発生するかわからなかったから、妹さんに聞いてみたのよ」
「ザクロちゃん、もしかして、僕をこの家から出ていかせようとしてるのかい?」
「ちぃ、バレましたか」
「恩を仇で返すとは君のことだな!」
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